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新型コロナワクチン接種を行うにあたって1

新型コロナワクチンの接種を行うにあたって、様々なことを綴っていこうと思います。
昨年の11月下旬ごろに枚方市より、新型コロナワクチンの個別接種について打診があり、元々地域社会の方々に少しでも貢献したいという思いがあり、条件もわからず徒手空拳でしたが、まず手を挙げてみることにしました。

当初は新型コロナワクチンの接種を行う時間をいつ設けるかが問題となりました。市の方からは、ある程度まとまった一定以上の接種数を行う必要があるとのことで、ワクチン接種行う時間を設ける必要がありました。昼の診療の合間の休み時間をワクチン接種に使用することとしましたが、それでは全く接種数が足りていないので、木曜日の休診している時間に診療所を開けてワクチン接種を行うこととしました。元来、木曜日は当院で午前診が終了した後は、午後は前勤務先で外来を行っているので休診としています。前勤務先での外来は16時には終了するので、10分間くらいの移動でなんとか間に合いそうです。これで接種を行う時間は確保できました。

引き続き今度は人の手配とワクチン接種の準備を行いました。看護師さんと医療事務の方々にお願いして協力していただいて、なんとかこちらは目処が立ちました。当院のスタッフの方々は、私と一緒に仕事をしていただくのが申し訳なくなるくらい優秀な人達で、ワクチン接種会場の設営、事務手続きの準備が滞りなく整いました。

引き続き、ワクチン接種時にアナフィラキシーが起きても大丈夫な様に心電図モニターの手配と緊急医薬品、CPRセット、待機用の背もたれのついた椅子を購入して物品の手配が終了しました。

そうこうしているうちに、かかりつけ医の個別接種も可能となったのですが、当初より枚方市の一般受付システムを利用してワクチン接種を行う準備ができていたので、そちらのシステムを利用して予定通りにワクチン接種を行うこととなりました。